何のための外注?

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070209i103.htm

 1月7日に放送された「納豆のダイエット効果」について捏造を認めた上で、直接の原因は番組の制作を孫請けした制作会社「アジト」が裏付けを十分とらずに番組制作を続けたことにあった、としている。

孫請けが原因で、

 関西テレビなどの番組のチェックも形式的にとどまっていたが、同社は「技術的な虚偽を見抜くのは極めて難しい」「年末年始の番組制作で、チェック態勢が手薄になっていた」などとしている。

チェックが難しいなら、孫請けそのものを禁止するしか再発防止法は無いということでいいのでしょうか?


ていうか、この組織防衛のための外注、トカゲの尻尾きり用の外注というのは案外いろんなところで行われているような気がします。

個人情報保護法案成立以来、大学関係者はなかなか個人情報の取り扱いについてナーバスになっていると思うのですが、本当に個人情報保護のためにしっかりした業者に任せるというよりも、とりあえず「プライバシーマークを取った事業所に扱わせています」と宣伝するために外注しておいて、いざとなったら「まさか」なんて被害者づらして見せればいいや、というようなことはありはしないでしょうか?